5類って何?感染症の分類について
最近コロナが5類になるってニュースがよく流れている。
そもそも5類って何?(;'∀')
そこで、今日は感染症の分類について学んでみました。
感染症の分類とは
わが国では感染症法というものがあり、その中では感染力や重篤になりやすいかなどによって1~5類感染症、指定感染症、新型インフルエンザ等感染症などといった分類に分けて、対応を定めています。
この感染症はヤバいから入院!
この感染症はそうでもないけど、どれくらい流行っているのか把握しといたほうがいいから、お医者さん、いたら保健所に教えてね!
みたいな。
ざっくり言えば、1番ヤバいのは1類。そうでもないのが5類。
その特徴を自分なりに表にしてみました。
1類のエボラ出血熱なんて、ニュースでしか聞いたことない。
試しに調べてみた。
ウイルスによっては致死率80-90%、治療は対症療法…こ、こわい(゚д゚)!
1類の分類に納得の超危険感染症ですね。。
アフリカのコンゴ民主共和国やウガンダなどで発生があったようです。
その他の分類の感染症の名前をみると、テレビとかでよく見たり、季節性インフルエンザなど実際かかったことあるものも。身近な感染症が法律で分類されてるんですね。
新型コロナウイルスは何類?
新型コロナウイルスは指定感染症となっていましたが、2021年2月に新型インフルエンザ等感染症に変更になりました。
今度は5類への変更に向けて準備がされています。(2023年2月現在)
今まではこうした法に基づいて入院勧告、就業制限等が行われてきたみたいです。
入院は公費負担でしたし、限られた病院しか入院できませんでした。
5類になるとそれらが無くなる可能性があります。
メリットとしては様々な制限がなくなったり、波がくるとコロナ患者さんでパンクしそうになっていた医療機関さんの負担が軽減したりしますが、デメリットとしては患者の金銭的な負担が増えたり、感染が急拡大する可能性がある、という感じでしょうか?
なんだか色んな意見があって難しそう、ってことしか私には分からない( ノД`)←ポンコツ
まとめ
感染症法にて、その感染力や重篤性、特徴等を考えて分類されていて、この分類ごとに対応措置が決められているということが分かりました!
厚生労働省のHPに感染症法における感染症の分類が一覧で載っていて眺めてみると、へーっ、この感染症って〇類なんだ、と新たな発見がありました。
参考資料
・「東京都感染症マニュアル2018」東京都福祉保健局
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/kansen-manual_2018.html
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000739517.pdf